リハビリテーションと勉強の話
リハビリのやり方にブロックとランダムがあるそうです。
※リハビリに詳しいわけではないので、情報に誤りがあるかもしれません。
例えば足のリハビリに、歩行・階段・小走りの3つがあるとしましょう。
1日に3時間を1ヶ月リハビリするとして、
・ブロックは「歩行3時間を10日、階段3時間を10日、小走り3時間を10日」
・ランダムは「1日の間に30分おきに歩行・階段・小走りをランダムな順番で行う。それを30日」
のようにするのがブロック・ランダムです。
ブロックの特徴は、
・修得が早いが、忘れるのも早い
→モチベーションの維持に最適
ランダムの特徴は、
・修得は遅いが、忘れにくい
→長期的な有用性がある
のように、それぞれ別な役割があります。
勉強に生かす
これを勉強に生かすとどうなるでしょうか。
私はちょうど今小児科を勉強していますが、総論→消化器→循環器→...の順で授業を受けてきました。クエスチョンバンクもそのような順番で構成されています。
私はこれまで、「問題はランダムをかけて解こう。そうじゃないと、『前の問題が○○病についての問題だったから、次の問題も同じ疾患だろう』などと変な予測がついてしまって勉強にならない」と思っていました。
それはそうなんですが、最初からランダムをかけてしまうと、全然解けないからモチベーションも下がるし、なにより修得が遅いんですよね。
今日から、初見で解くときはブロックで解くことを意識し、ランダムはかけないようにしようと思います。